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上映企画 「逝ける映画人を偲んで 2019−2020」

 日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人の方々を

それぞれの代表的作品を上映することで追悼する企画

「逝ける映画人を偲んで」を2年ぶりに開催!!


 本企画では、2019年1月1日から2020年12月31日の間に逝去された方々へのオマージュとして、57作品(55プログラム)を上映し、70名以上の映画人の業績を回顧・顕彰します。 縁の方々、そして映画ファンの皆様のご来場をお待ち申し上げます。 館内でのチケット販売・発券はございません


 

◆京マチ子(1924−2019)

 大阪市生まれ。大阪松竹歌劇団を経て、1949年、大映にスカウトされ入社。同年、『痴人の愛』(木村恵吾)のナオミ役で従来の日本映画にはない大胆な女性像を見せて注目を集め、以後、戦後を代表する女優として活躍する。『羅生門』(1950、黒澤明)以降は国際的にも人気を誇った。最後の映画出演作は『化粧』(1984、池広一夫)。

『濡れ髪牡丹』

7月21日(水) 15:30〜/ 8月7日(土) 14:50〜 

1961(昭和36)年 大映(京都) 89分 
カラー 35o

監督:田中徳三

出演:市川雷蔵、京マチ子、小林勝彦、大辻伺郎

 3千人の子分を持つ清見潟のおもん(京)は、跡目を兼ねた婿探しを始める。候補者たちが押し寄せるも厳しいテストに次々と脱落、そこに手ごわい風来坊・瓢太郎(市川)があらわれる。京は威勢よくたんかを切り、立ち回りを演じるなど、貫禄と色気をまとった女親分に扮し、市川雷蔵との軽妙な掛け合いを披露する。


『弁天小僧』

7月21日(水) 18:20〜/ 8月17日(火) 12:30〜 

1958(昭和33)年 大映(京都) 86分 
カラー 35o

監督:伊藤大輔 美術:西岡善信

出演:市川雷蔵、勝新太郎、青山京子、近藤美恵子

 歌舞伎の「白浪五人男」を題材にした娯楽大作。

 西岡善信は大映京都撮影所を拠点に、衣笠貞之助や市川崑など巨匠監督の作品を数多く手がけ、その後も長きに渡り映画美術の第一線で活躍しつづけた。本作はほぼセットで撮られており、時代考証に縛られない大胆な空間設計から長屋セットの細部の仕掛けまで、伊藤大輔の演出意図を踏まえた工夫にあふれている。

 1952年に東宝でデビューした青山京子は本作で、清純な町娘を好演。

 1954年のミス・ユニバース日本代表の近藤美恵子は、大映で時代劇を中心に8年間で約80本もの映画に出演した。

 

前売指定席券の発売は、7/16(金)10:00amより7/20(火)〜7/25(日)上映分を発売。7/20(火)以降、毎週火曜10:00amより翌週火〜日の上映回分を販売

逝ける映画人を偲んで 2019-2020 のチケット情報