劇場へのお誘い

as of 07/13/10

   歌舞伎役者として芸能界スタートした雷蔵は、映画界入りし、スターとしての地歩を固めた1960年八月、六年ぶりに舞台に立ちました。舞台・歌舞伎役者としての雷蔵をこの六年ぶりの新歌舞伎座八月公演から追ってみます。

 また、歌舞伎はやはり劇場で実際に見るのが最高です。 舞台上の役者と客席の観客とがお互いに影響しあって作る舞台は、同じ演目でも毎回違ったものになります。 だからこそ昔から同じ演目が何度も再演されたりするのです。 まだ実際の歌舞伎を観たことの無い方には、ぜひ一度生の舞台を見て欲しいと思います。 

 新に、歌舞伎役者としての市川莚蔵・雷蔵の言動・舞台を、当時(1949〜54)の演劇雑誌「幕間」「演劇界」から拾ってみることにしました。関西歌舞伎における莚蔵時代の研鑽が映画俳優市川雷蔵の基礎を造ったのですから、その軌跡が追想できればと思っています。

 「幕間」51年7月号から、再スタート。雷蔵襲名後映画界入りするまでを追います。